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おがぽんチャンネル Vol.59

魔法少女まどか☆マギカ総評

2011年最も印象に残ったアニメといえば、文句なしにまどか☆マギカです。
希望の報われない魔法少女が絶望し、魔女化が繰り返される世界。多くの人々の悲しみを背負い、魔女化システムを根底から覆し、過去から未来まで全ての魔法少女、そして魔女の犠牲になった人々全てを救ったまどかは、まさに最強のヒロインにふさわしい。しかしまどかも最初はごく平凡な中学生。仲間たちの想いや戦いを通し、「魔女を全て消し去る」という願いにたどり着いたのだ。まずは、そんなまどかを支えてきた仲間たちを紹介しよう。

巴マミ
おっぱい、ぼっち、マミる、ティロ・フィナーレなど、よくネタにされやすいキャラだが、強く優しい頼れるお姉さんで、まどかを魔法少女の世界に案内させた。人助けのため魔女と戦い続ける彼女の戦闘スタイルは、「魔法少女は人々に夢と希望を与える」という考えを、まどかに強く植えつけさせた。この考えが根底にあったからこそ、後半での絶望まっしぐら展開においても、心が折れることなかった。マミさんは、まどかの心の土台となったのである。

美樹さやか
まどかの親友としてずっと側に居続けてたさやかは、いつも明るく元気な子。まどかと登下校するシーンは観ていて楽しい。しかし、恋愛においては普段とは裏腹、とても繊細なんだ。幼なじみ、上条恭介の腕を治すため、魔法少女になる。恭介の腕も治って幸せ絶頂の中、私欲のためだけに戦う佐倉杏子に遭遇し対立する。戦いを経て、見返りを求めない正義を貫き通すようになる。杏子にどれだけ脅されても、考えを曲げることはなかった。まどかは、そんなまっすぐなさやかを敵視するほむらや杏子に、争わず、仲良くするように頼む。さやかは、何事にも屈せず信念を貫き通す強さを、まどかに教えたのだ。

佐倉杏子
マミさんやさやかと違い、人助けなどの正義ではなく、私利私欲のために戦う魔法少女。戦っても特にならない使い魔は放って置く。それがさやかを怒らせ、戦闘状態になった。しかし、根はいい奴だった。もともとは、父親のために祈った優しい子。それが裏切られ、非行に走ってしまう。さやかと戦い、彼女の戦いに対する信念、覚悟を聞いた杏子は今の自分について考え、昔の正義感あふれていた頃を思い出したのだろう。しかしさやかは悲しくも魔女化してしまう。杏子はさやかを救うことに必死になり、まどかに協力を求める。まどかも、杏子の友を想う気持ちに惹かれたのであった。

暁美ほむら
言わずと知れた、まどかに最も影響を与えた魔法少女。まどかを救うため何度も時間をさかのぼり、戦いを繰り返し身に付けた経験・実力は当然上の三人を大きく凌ぐ。まどかを除けば、むしろ最強と言ってもいいだろう。その強さを身につけるまでの戦いは、苦難に満ちたものだった。まどかの死を目の当たりにしたほむらは、まどかを守る自分になりたいと契約し、転校初日へとさかのぼる。初めてまどかと共闘したほむらは、最高に幸せだった。このままずっとまどかと共に戦い続けたいと思っていた。しかし事実は残酷だった……
まどかはワルプルギスを倒すものの、ソウルジェムが完全に穢れてしまう。そして現れた最悪の魔女。ほむらは知った。魔法少女は、やがて魔女になって絶望を撒き散らすと……再びさかのぼったほむらは、皆に事実を伝えるが、誰にも信じてもらえない。説得も虚しく、やがてまどほむのソウルジェムは、穢れる寸前にまで陥ってしまう。まどかは、ほむらにグリーフシードを与え、過去の自分を助けてと願う。まどかの願いを受け止めたほむらは過去に戻り、度々まどかの前に現れては契約を阻止しようとする。そして襲い来る魔女も、自分一人で倒し続けていったのであった。まどかを想い、時間逆行を繰り返すたび、まどかは因果に絡められ、その力を増幅させていったのである。

全てを受け入れ、まどかは神となる
ほむらの戦いを知ったまどかは、他の魔法少女たちの想いも含め、ついに契約する。その願いは、全ての魔法少女を生まれる前に消し去るというもの。これは次元に対する反逆であり、まどか自信が背負う絶望も、とても計り知れないものだった。しかし魔法少女たちの想いを受け止めたまどかにとって、恐れるものは何もなかった。絶望を背負うことは、もう何も怖くない。存在が消えてしまっても、後悔なんて、あるわけない。魔法少女が絶望の果てに魔女化する、そんなのあたしが許さない。今まで自分は何もできなかったけど、もう誰にも頼らない。魔法少女になったまどかは、呪いに潰されることなく、全てを受け止め解放した。「私だって、もう絶望する必要なんて、ない!」まどかは世界を救ったが、その代償として命はおろか、存在すら消えてしまった。しかしまどかは自分の使命を果たし、何も思い残すことはなかった。そして最高の友達、ほむらにリボンを渡す。いつまでも、忘れないようにと。ほむらは唯一、まどかの記憶を持ち続けていたのである。
まどかによって世界は改変され、魔法少女は魔女化することも、魔女に殺されることもなくなった。それでも戦いは終わることはないが、願いの代償によって絶望しなくなり、本当に夢と希望を与える魔法少女となったのだ。

まどか☆マギカを通して学んだこと
まどマギの世界観やキャラクターの生き様は、私にとって大きな勉強になった。

マミさんは、命の大切さを教えてくれた。家族が死に、自分も死ぬ間際で、魔法少女になって一命をとりとめた。戦いに巻き込まれ、生活は普通の人とかけ離れたものになってしまったが、それでもマミさんは与えられた命を活かそうと、戦いを繰り返した。戦いの中で、まどか、さやかという仲間もできた。生きていることは素晴らしい。どんなに切羽詰まっても、自分の命は無駄にしてはいけないのだ。

さやかは、人のための正義を教えてくれた。想い人のため、戦いの運命を受け入れたさやかは、人に災いを与える存在を決して許さず、私利私欲に屈せず、大切な人を守ることを誓う。その心はまどかを喜ばせ、自分のためだけ非行に走っていた杏子をも改心させた。自分の力を誰かのために使い、悪い考えを決して許さない。正しい心をもって人に接していけば、必ず報われ幸せになれるのだ。

杏子は、友を思いやる心を教えてくれた。家族のために願ったもののその願いよって運命を狂わされ、私利私欲を演じてきた杏子。しかしさやかとの戦いなどを通して、その間違いに気づく。人のことなど考えず、ずっと一人で戦ってきた杏子にとって、このとき初めて友達を意識したのだろう。ついに杏子はさやかを救うことに必死になった。いい友達は、人を正しい方向に導いてくれるのだ。

ほむらは、どんな不幸な状況でも諦めない強さを教えてくれた。時間軸を何度繰り返しても繰り返しても、まどかが魔女化してしまう。それでもほむらは諦めなかった。まどかを救うために戦い続けた。その想いはまどかを強くし、ついに神にまで昇格させたのだ。しかしこれは上3つに比べとても難しいことだと思う。一人で不幸に耐えるということは、並大抵ではできることではない。そのためにまず、上3つを守ることが大切だと思う。命を大切にし、正義を貫き、友を思う。どうしても諦めたくなければ、これらをもとに、戦い続けるしかない。

そしてまどかは……4つ全てだと思う。まどかは4つの想いを全て受け止めて、神へと昇格した。私もまどかを見習いたいです。あえて言うなら、学んだことを、実行する力かな。

まどマギは最高の結末を迎えたのか?
まどマギの最終話は、多くの議論を生み出した。あれがいいという人もいれば、悪いという人もいる。結末については賛否両論なのだ。ではまず、結末部分を説明しよう。

改変された世界では魔女の代わりに、負の存在として魔獣が出現する。願いを叶えた魔法少女はその代償として、魔獣を倒す運命を課される。しかし心が病んで魔女化することがなくなり、安心して戦えることができるようになった。これが大きなポイントだ。戦いの中、さやかは恭介、仁美のため命を散らした。悔いるほむら、マミ、杏子。やがて世界は荒廃し、ほむら一人残って戦い続ける。しかしほむらは挫けない。心に、最高の友達がいる限り…

この結末に対し、賛成派の意見としては、
1,まどかや、他の魔法少女の祈りを大切にしたい
2,世界が救われても絶望が無くならない、リアリティがあっていい
3,戦い続ける姿がかっこいい
4,蛇足なく、綺麗にまとめ上げられている
5,まどかにこれ以上要求するのは酷
6,ご都合主義では面白くない


一方反対派の意見としては、
A,さやかが可哀想
B,戦いが終わらないのが辛い
C,誰も笑顔になっていない
D,まどかの祈りが対価に吊り合っていない
E,世界が崩壊してる(しかもなおほむらは孤闘)
F,展開が急すぎる
G,わかりにくい
H,何もかもなかったことにしてほしい


これらの意見について納得したものは、
1,2,3,A,C,E。
まどかの祈りは本当に素晴らしいものだと思う。人が祈りの果てに、絶望しなくなったことで、本当にみんな報われたからだ。みんなの祈りを大切にしたまどかは、まさに神にふさわしい。しかしそれでも絶望そのものはなくならず、戦いは終わらない。リアリティはともかく、人々を守るため絶望(魔獣)と戦い続ける姿はかっこいいものだ。これは最高に評価したいポイントだ。

しかし、さやかは友達のため命を散らしてしまった。そのため悔いるマミ、杏子、ほむら。しかも世界は崩壊し人類が滅亡しても魔獣ははびこる。それでも虚しく戦い続けるほむら。はっきりいって、これらは必要ないと思う。むしろ迷惑なくらいだ。こんな結末は誰も望まないだろうし、いずれこうなるとしても、描写するべきではない。みんなで目的を成し遂げ、笑っていられる結末。これは多くの人が望んでいることなのだ。

他の意見について…

4は、たしかにまとめ上げられてはいる。しかし悪い終わり方になってしまったのが痛い。もっと幸せな結末を用意すべきだと思う。

5は、前述の通りまどかの祈りは最高に素晴らしいものだ。しかし、せめてさやかは生き返らせられなかったのか。もちろんさやかの祈りは無駄にしたくないし、覚悟だって理解できる。しかし、命まで奪ってしまうのは可哀想だ。いずれ消える運命にあるとはいえ、こんなに早く消してしまうのはただの玉砕としか思えない。(戦争末期、特攻機に乗ったり、爆薬抱えて体当りする中学生兵士みたいで辛い)

6は、リアリティを追求するという意味ではいいと思う。無償で何もかもうまくいくのも、かえって面白くないというものだ。しかし、ある程度のご都合主義は尊重すべき。現実では叶わないことを、空想に求めているのだから。現実と全く同じにしてしまっては、楽しみもなくなってしまう。

Bは、まどかによって戦いが終わるという結末もありかも知れない。しかし絶望がなくならなくても、魔法少女たちは戦い続ける。辛いものではあるが、それを乗り越えるのが彼女たちの使命。むしろ彼女たちを賞賛すべきだ。人々の幸福のために戦う魔法少女を。

Dは、前述のようにさやかを生き返らせることができれば、かなり吊り合い取れたと思う。これじゃさやかは最初から死ぬしかなかったみたいなものだ。改変前で最悪レベルにまで絶望したのだから、命も助けるべきだろう。

Fは、話の短さもあって、かなり凝縮されたものになった。しかしそのため、マイナス面が目立つようになってしまった。これは痛い。

Gは、最もな意見だと思う。あんな終わり方されちゃ、最初観た時、ふざけんなとしか言いようがない。何度も観返したり、いろいろな感想を聞いたりすることである程度は納得できるものの、私はそれでも完璧だとは思わない。

Hは、はっきり言って論外。全てを無かったことにするのは、まどかの祈りはおろか、この作品そのものが無意味なものになってしまう。言ってはいけないことだ。

これらの意見をまとめ上げ、最高の結末を導きだすと…
まどかの祈りによって、全ての魔法少女は救われ、魔女化することはなくなった。魔女に殺されたマミさんと杏子、魔女化したさやかは生き返り、ほむらはまどかの意思を継いで三人とともに、魔獣を退治する。たとえどれだけのピンチになっても、一人の犠牲を前提にせず、共闘して立ち向かう。例えば、恭介と仁美のために立ち向かったさやかを杏子が援護し、協力し合って生き延びる。マミさんも戦いの後、みんなで砲火後ティータイム。きっと魔法少女にとって最高の幸せとは、これなんじゃないかと思う。苦しい戦いの中、安らぎを得られる時間というのは、最高に嬉しいものなのだ。

さやかの死とか、崩壊後の世界を描くくらいなら、共闘シーンや、砲火後ティータイムを描いてほしい。こうでもしないと、本当に救われた感じがしない。

長々となってしまいましたが、私はこの作品を私なりに楽しめました。戦闘シーンや、キャラや世界観の設定、声優さんの演義など、どれをとっても最高レベルです。ただ、ちょっとダークサイドに偏りすぎかなと思います。改変前の世界は散々絶望的な展開で、欝になる視聴者もいたほど。だからこそ、最終回はみんな笑顔になる結末を用意すべきだったと思います。総評としては、最高にあと一歩届かなかったというところでしょう。どんなものに対しても、王道を忘れてはいけないと思います。ではこれで失礼します。













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